事業内容

福祉関係

買い物弱者支援事業

買い物弱者支援事業

経済産業省の「買い物環境整備等のための中小企業移動販売支援事業」に参画し、移動販売車両を借り受けて運行する。
また、厚生労働省の「安心生活創造事業」や、秋田県の「社会を担う高齢者支援システム構築事業」「成熟型社会対応サービス産業支援事業」の支援を受け、共同店舗「ノーソン」(小商圏型店舗)を開設し、地域住民が運営会員となり、店舗運営母体の本NPO法人に対し入会金・年会費として出資し、商品販売、野菜の集荷、受託販売等を行う。
同時に、市街地の大・中規模スーパーに対し、買い物弱者のための送迎車の運行を要請する。
以上の事業ないし対応により、漏れなく買い物弱者を支援する体制を構築する。

まちづくり関係

商店街・コミュニティー再生事業

事業名 商店街・コミュニティー再生事業

①地域において必要とされるコミュニティー活動のあり方について、住民アンケート等を通じて調査・確定し、地域ぐるみの子育て等各種のコミュニティー活動を、住民自ら自立的に継続して行う環境を整備する。

②商店街の空き店舗を、多目的で時間差使用の施設に再構築する。

(イ)午前中は、中高年に対する「健康相談」「栄養指導」「運動指導」等の医療補完と健康増進の拠点とする。
(ロ)午後は、「親子教室」「寺子屋塾」「子ども見守りサービス」などの地域ぐるみの子育て・教育支援の拠点とし、また、「高齢者の交流サロン」「高齢者による育児支援」「高齢者の生活相談」等の高齢者生活支援の拠点にもする。
(ハ)夜は居酒屋を開く。
(ニ)昼夜を通じ食料品等の販売を行う。
特定の商店街において、以上の事業を行うため、経済産業省の「地域商業再生事業」補助による支援を受けながら、商店街振興組合と連携し、行政の積極的な関与のもと、事業を推進する。
なお、事業補助終了後も、居酒屋や食料品販売の収入により自立的な事業継続を図る。

木材の利活用関係

地域木材の利活用事業

事業名 地域木材の利活用事業

秋田スギを素材とする安心・安全な割りばしの普及を目指し、原材料の供給・加工・流通を実現するため、当面、林野庁の「地域材供給倍増事業」として、事業者間及び上流・中流・下流間の連携を構築するための「水平・垂直連携構想」の作成につき支援を受ける。
同時に、独自の経営資金を確保するため、都市住民等の出資による「共有の森」構想の具体化を進める。
以上の事業展開に対し、行政が関与し、全ての関係する事業主体が連携し、本NPO法人が協力し推進する。

中山間地域対策関係

過疎集落再生事業

事業名 過疎集落再生事業

①「一村一社」運動の一環として、社会貢献活動を行う都市の大手協力企業(例:三菱重工)社員が特定集落を訪れ、住民の集落活動を手伝う。
集落活動は、伝統行事、道路の補修、道路周辺の草刈り、公民館の修繕、観光スポットの整備等。
②ふる里祭りなど交流会の開催(協力企業社員も参加)、集落活動会員による一人暮らし高齢者宅の訪問、「ノーソン通信」の発信、高齢者の現況をやり取りする「元気ブログ・サービス」の運営
③「ツーリズム・ビジネス実践塾」を立ち上げ、講師を招き開催
④コミュニティー・ビジネスを創業する市内外の人材の誘致・定住
ビジネスの例は、
・耕作放棄地での作物を用いた農家レストラン兼惣菜店の開店、
・協力企業本社食堂等での特産品の販売、
・農業体験・農家民泊・修学旅行受け入れ等を含むツアーの実施、
・地元学生と提携したコミュニティー・カフェの運営、等
⑤集落支援員による若者のUターンを促す「集落点検」の実施

子どもの育成・科学技術振興関係

発明力増進・活用事業

事業名 発明力増進・活用事業

秋田県の小中学生は学力日本一を続けており、また、秋田県大館市の小中学生は「全日本学生児童発明くふう展」で常時入選し、これまで恩賜記念賞を3回受賞。平成9年には恩賜記念賞のほか総理大臣賞、通産大臣賞も受賞し3冠に輝いた。
ふる里の小中学生は、学力を維持し、発明工夫力を一層増進し、成長しても地元に定住しつつ、研究者、技術者として地元企業の技術力の向上に貢献し、地域活性化をもたらすことが期待されるところであり、そのために必要な事業を展開する。
当面、小中学理科教育に関し次の事業を行う。
①理科指導員、退職校長等のアドバイザーの配置と適切な処遇
②地元大学(職能短大等)の協力による理科教員の授業研究会と研修実施
③著名な大学教授や若手研究者を招き、地域科学イベントの開催
④土曜日等を活用した「科学教室」の開催支援の強化
⑤科学館の設置
⑥将来の地元貢献を前提とした特別奨学金支給の検討
以上の事業について、文部科学省による支援、ならびに科学技術振興機構(JST)の「理数モデル地域事業」「理科支援員等配置事業」等の支援を活用して実施することとする。

農業・観光の活性化関係

特産品充実・観光展開事業

事業名 特産品充実・観光展開事業

農業資源に関して、新たな農産品や食の開発を推進し、「産直市場」の拡充・開設の検討を進める。
地下資源に関して、秋田県大館市中野地区で産出される十和田石の石粉・石粒の多機能を生かし、石材加工品の多様化を進める。
同時に、十和田石採石場を産業観光・体験観光の場に整備し、付近の温泉を十和田石等のセラピーによる癒しや健康に良い長期滞在型温泉施設に再構築するなどの観光展開を行う。
さらに、石材加工品や観光による収入を用いて、中野地区に資料館を建設し、そこで石材加工品や地元のお年寄りの手づくり品の販売も行う。
これらの事業により、地域活性化と雇用創出を図るものとする。